甘い話に潜む危険:転売会社の実話から学ぶリスクマネジメントの重要性

2015年に転売会社の設立に関わった経験を通じて遭遇した危険なビジネス取引の実態と、そのリスク回避の教訓について紹介します。登場人物である「くいだおれ太郎社長」と「カバオ社長」を中心に、社内で起こったトラブルや法律違反、リスクマネジメントの欠如について詳しく解説します。この経験を通じて、他のビジネスパーソンが同様の危険な状況に陥らないように、知識と情報の重要性についても触れています。

目次

転売会社の設立とメンバー構成

2015年に転売の会社を立ち上げを手伝いました。
その会社の役員として入ることになりました。

くいだおれ太郎社長とカバオ社長の背景

転売で月に700万円上げた社長は、昔事故にあったので、身体に障害が残った身体障害者です。
くいだおれ太郎に似ているので、くいだおれ太郎社長と呼びます。

そこにしかけたのは、不動産で20代前半で100億の会社を立ち上げた(自称)という青年です(カバに似ているので、以下カバオ社長)といいます。

くいだおれ太郎社長は、身体障害の影響もあり、就職もできず、過去にアムウェイにも挑戦した夢を追いかける型の人間です。
見栄っ張りで、自分をよく見せたいという願望が強いです。

カバオ社長は、過去にドバイに住む投資家(10万部の著者)と組んでプロダクトローンチというネットプロモーションも仕掛けたことのある人です。
カバオ社長は、くいだおれ太郎に転売の実績を積むようにコンサルティングをして、彼は、インターネットのプロダクトローンチを打つことになりました。

プロダクトローンチとその影響

くいだおれ太郎社長は、プロモーションの動画内で半身不随と言ってましたが、実際には、ゆっくりですが歩けますし、右手も左手もかろうじて動かすことができます。
完全な下半身不随ではく、日常生活は不自由だが、手足を動かせるレベルでした。

そして、身体障害のみと言っておりましたが、知的障害のような症状(時より記憶がなくなるのと、自分の中で記憶のすり替え)が出ておりました。

おそらくカバオ社長は、このくいだおれ太郎社長の癖を見抜いていたのです。

会社内部のトラブルとマネジメントの欠如

くいだおれ太郎社長が会社を立ち上げる際に、その他に4名が集められました。
1名は、カバオ社長の会社にいた社員です。
他3名は、カバオ社長が運営していたビジネスコミュニティです。

転売に関係する3名をくいだおれ太郎に送り込むことによって、彼の会社をコントロールしようとしたのです。
同じ方向性を見出さず、とにかくお金が欲しい5名(くいだおれ太郎社長もお金が欲しい主張が強い)が集まりました。、

打ち合わせをしても上手く行かずに、妄想だけが先行する打ち合わせです。
いわゆるマネージメント不在で、ほぼ自転車操業状態です。

カバオ社長の融資提案とその問題点

私は、会社を初めて6ヶ月間は無報酬になることを予想して、くいだおれ太郎にも他のメンバーにも伝えておりました。

生産性のない喧嘩ばかりでした。
しかし、お互い主張を折衝がうまくできない期間が過ぎて、なかなか打開策が見つけられない段階で3ヶ月過ぎた段階のことです。

私がキツめに発言するために、くいだおれ太郎社長が私を首にすると言い出した時の出来事です。
カバオ社長が、くいだおれ太郎の会社に1000万円の融資をすると提案しました。
そのかわり、カバオ社長は、融資する代わりに月に100万円の報酬を要求してきます。

出資法違反にならないようにと、内部工作としてコンサルティング料として要求をしてきました。
私はこの時点で抜けるべきだったのですが、今までの費やした時間と、挑戦してみていという気持ちで、残り続けてしまいました。

くいだおれ太郎社長の会社が受けた事業融資であり、担保もない融資ですので、返済義務はありません。
しかし、この後にくいだおれ太郎社長の会社の5名のチームは解散する流れとなった際、揉め事が起こりました。

債務をくいだおれ太郎が4名に押し付けてきたのです。
自分は一銭も返さないと言い出したのです。

トラブルの顕在化とチーム解散

一部は私はくいだおれ太郎社長を通じて、カバオ社長にお金を返してしまったことは大変後悔しています。
出資法違反のヤクザまがいだからです。

そして、この2つの出来事から2つの危ない点が見えてきます。

カバオ社長は、くいだおれ太郎社長の会社を食い物にするために、私を含む役員を2人送り込んだ。
内偵するために自社の社員を一人送り込んだ。
それを受けれ入れたくいだおれ太郎社長のリスクマネジメントの危うさ。

さらに、カバオ社長の1000万円の融資で月利100万円の法律違反するロイヤリティ。
出資法違反ですので、警察に垂れ込めば、一発でアウトです。

ビジネスパートナー選びの重要性

現在、私は打ち合わせ時の音源も書類も全て私が持っています。
あなたがこのようなことに陥ってほしくないと考えております。
危ない目に合わないためには、知識と情報の確保が必要です。

あなたも甘い話には気をつけてください。

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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