日本と海外の自己啓発の違い

本屋に行って、今売れているYouTube講演家の本を読んでみたら、完全に中二病をターゲットにした本でした。これも上手い戦略ですが、自分が行こうとしている自己啓発セミナーがあれば、次の記事を読んでみてください。

目次

日本の自己啓発と海外の自己啓発と特徴

まず2つを比べてみましょう。

  • 日本の自己啓発は、セミナー会社や講師の価値観を押しつける
  • 海外の自己啓発は、ビジネスの知能開発を行う

日本の自己啓発の問題点は、自意識を拗らせた人たちの集まりになりやすいことです。社会に適合出来なかった人が自分の生き方を見つけるために利用されます。

海外の自己啓発では、社会で適合した人が更に高みを目指して基準を上げるためにビジネスの知能開発を行うことが多いです。アンソニー・ロビンズ、ジェイ・エイブラハム、ブライアン・トレーシーなど一流の講師は、ビジネスでマンとしての知能・知性を開発しています。

自己啓発セミナーの分類

日本における自己啓発とは、以下に大きく分類できます。

  • 中二病の自己啓発セミナー
  • 高二病の自己啓発セミナー
  • 大二病の自己啓発セミナー

中二病型の自己啓発セミナー

自分は特別な存在で特殊な力があると思いたい。努力しなくても才能開花できると考える。

※例:勉強やスポーツ出来ないが、神の力が降臨して魔法が使えるようになる。

中二病の特徴

  • 群れて旅行に行きたがる
  • 集まってみんなで話し合おうとする
  • 自分をタイプ分けするプロファイリングのテストにハマりがち

高二病の自己啓発セミナー

中二病だった過去の自分を否定しながらも、社会や他者を批判する。本人は周囲からよく物事を考えていると思われたいのだが、所詮は他人の受け売り。

※例:政治家や受験制度や日本の英語教育を批判する。

大ニ病の自己啓発セミナー

僅かな知識や経験で知ったかぶりをする。また人とは違う経験から優越感に浸る。広く浅くのコレクター気質だが、掘り下げがないので、社会では通用せずに見識は浅い。いわゆる意識高い系。

※例:起業家のイベントに出たり、カフェや突然旅に出かける人

日本の自己啓発に行くとハマると自意識がこじらせる

それぞれの病気は、マウントを取ろうとするから発病します。このマウントが出るのは、自分の中にある支配欲や独占欲から来ています。このようなコミュニティに長く所属してしまうと、承認文化を元にしているために、自意識がさらに拗らせる傾向がありますね。すると自分の価値観を否定されると自分を否定されたような感覚になり、社会生活に適合しにくくなります。

番外編

一方で、思考がお子様で中二病にも至らない人たちもいます。

小2病

深い考えや狙いが無い単純な子供的な思考によってもたらされた行為

小6病

マイナーな趣味を好むことによって特別な自分というキャラ作りをする

海外の自己啓発は、ビジネス知能の開発ができる

海外の自己啓発では、承認などしません。
講師は受講者に厳しく接して、徹底的に考えさせます。

  • マーケティング
  • プロジェクトマネジメント
  • コーチング

テンプレート的ではなく、問いかけをしながら、今の自分が考えている方法とは違う視点で考えることをトレーニングします。

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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