知能と思想がない人はビジネスで失敗する

思想 思想がないと相手に伝わりません。 日本人は職人思考で良いものを作ればうまくいくと考えがちですが、相手には価値は1mmも伝わりません。 思想を伝えることで、商品を高く評価します。 東京オリンピック2020でダンボールベットが不評なことがあったのですが、それは思想が明確に伝わっていないからです。 「サスティナブルって見て分かるよね」 では通用しません。 これはエアウェーブ社が思想を伝えられなかった、つまりマーケティング能力が低いことを示しています。 ・このダンボールはリサイクルで作っている ・ゴミを出さない ・災害が起きた時の避難所でも使える ・サスティナブル社会の象徴 などを伝えておけば、もっと評価されたはずです。 無地ではよくわからないので 「災害が多い日本で生まれた循環型ベッド」 とダンボール横に書きます。 選手村のマンションの入り口に取組を紹介したり、ベッド横にパンフレットやマニュアルで解説しておけばよかったのです。 そうすると選手のツイッターでこの取組が世界中に発信されて、日本の災害への意識、サスティナブルな社会を目指しているという思想が伝わってでしょう。 世界中が注目するイベントで発信できなかったのはとても残念なことです。

知能とは?

思想を作るのが知能です。 つまりIQです。 非情なことですが、知能が低い人は、ビジネスを作ることはできません。 知能が高い人から商品を購入するからです。 ・より品質の高い商品 ・より安い商品 ・より価値のある商品 を消費者が求めるからです。 知能が低ければ、欠陥品を出してしまいますかもしれませんし、何か問題が起きた時に対応することはできません。 知能が高い人はしませんから、社会は多くの人が知恵を出し合って解決しています。 そして思想を作り出すことは最も知能が求められるものです。 アマゾンは「顧客市場主義」を徹底しています。 新しいビジネスや仕組みの導入に迷ったら、必ず「それはお客様のためになるのか?」と問いかけるそうです。 この思想を突き詰めていくことが思想をより強くして、知能を上げていきます。 ]]>

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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