資格ビジネスの現状
資格ビジネス、これは日本における闇かもしれません。無自覚の詐欺師が横行しているからです。
- 資格制度
- スクール制度
- 塾制度
国家資格(弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、弁理士)といった国家資格から派生して、様々な民間資格が生まれました。
民間資格の欠点
この民間資格には欠点があります。一度取ってしまうと、取得した人がボケようが手を抜こうが資格保持者として認定されることです。
この資格ビジネスには欠陥がありました。教科書丸暗記をすれば、取得できてしまうのです。テストに合格するためには、「丸暗記したらいいのでしょう?」と言わんばかりの薄っぺらい内容です。
コーチングやコンサルティング業界の問題点
コーチングやコンサルティング業界でも同じです。「コーチングを勉強したから、私はもう立派なコーチです!」と名乗る人が多くて驚いています。
特に資格性ではないので、名乗ってもいいと思いますし、プロとして行動するのは良いと思います。そこは否定しません。ただし、お金をもらう立場になるのであれば、学び続けるプロフェッショナル意識があるかどうかです。コーチングでいえば、相手のマインドに入っていくために、非常に高度な技術が必要です。
プロフェッショナル意識の重要性
やり方次第によっては、相手の闇を受けることがあるからです。自分のメンタルが安定していないと相手のマインドを安定させることができません。つまり、コーチが休むことも立派な仕事です。
次にプロとして意識することは、無理難題に直面した時の対応です。コーチングやコンサルティングでも、常に壁や難題にぶちあたります。そして、このような無理難題は、ビジネスだから当然なものです。ここから逃げてしまうとビジネスではなく、詐欺であり、お金を受け取る資格はありません。
ビジネスでは上手く行かないのは当然で、課題に当たるたびに解決策を求めていけば良いのです。
人間の対応方法
人間が追い込まれると3種類の方法が存在します。
- 戦う
- 思考停止
- 逃げる
これは「たぬき」が人間に追い込まれて、逃げ口を失った時と同じようなものです。ビジネスでは、「1.戦う」しか存在しません。「2.思考停止」は改善することができます。「3.逃げる」は論外です。詐欺です。
過去の自分の経験
恥ずかしい話ですが、過去の私は、無理難題があれば、「3.逃げる」行動を取っていました。楽なこと、そして出来ることにフォーカスを当てていたのです。しかし、これでは信用が生まれませんでした。
その逃げる自分と決別するため、自分ができないと思っていたデザインやプログラミング、そしてマーケティングを学んできたのです。まだまだプロとしては甘い部分はたくさんあります。しかし戦い続けることによって、相手の期待を上回り高いパフォーマンスを発揮できるようになるのです。
戦い続けることの重要性
あなたも、詐欺師にならないためには、戦い続ける必要があるのです。