真面目な人ほど危険!自己啓発セミナーでの壮絶な洗脳体験と私が沈んだ理由

自己啓発セミナーの洗脳手法

自己啓発セミナーでは、極限の状態に追い込むことで洗脳をかけいていきます。 真面目で無目的な人ほど、影響を受けやすいのが自己啓発セミナーの特徴です。

地下室での4日間のセミナー体験

私は、以前「質問する」型の研修会社の自己啓発セミナーで、地下室に閉じ込められる4日を受けました。 4日で24万円でした。 そのワークの中で、2日目の夜に起こったことです。 たしかライフボートというワークでした。 ゲームを簡単に説明します。

ライフボートゲームの説明

あなたは船に乗っていたが、難破した。 このままだと船が遭難して沈没する、 救命ボートに乗れるのは、20人中、2人。 誰を選ぶのか?誰が選ばれるのか? これをみんなで話し合って、救命ボートに残れる2名を見つけていくゲームです。 みんなでの話し合いとありますが、 このワークでは、投票システムが取られます。

生き残りをかけたプレゼンと投票

「自分が生き残る必要」を全員にプレゼンします。 生き残る資格がある相手に、投票します。 しかし、札は一人あたり2枚しかありません。 さらに2枚投票すると、その場で溺れ死ぬという設定です。 投票するのもしないのも自由です。 投票する札が手元からなくなるとゲームオーバーで、助からないので海の中に沈む。 (現実には、しゃがんで横に倒れる) このゲームを一言で、極限に置かれた状態でのストレスの我慢比べです。 意地でも生き残って主張できる人が生き残れます。

脱落する理由

脱落するのは、2つ理由があります。

  1. 自分よりも一生懸命に生きている人を応援したい(という逃避から来るもの)
  2. 周りに流されやすい人

人生を変えて参加しているという人ほど、このゲームへの参加意識が高くなります。 一方で、なんとなく参加した人は、あまり考えていないので、1や2の理由で、脱落してしまうのです。

私が沈んだ理由

私は、自分がローンで契約したというのに、1と2の理由で、素晴らしいスピーチをした2名に札をわたしてしまい、沈んでいきました。 海の藻屑と消えました。 理由は素晴らしかったからです。

トレーナーからの罵倒

すると、この沈没した瞬間、トレーナーから罵倒されます。 「あんた、生きたかったんじゃないのか!?」 「そんな中途半端な気持ちで参加するんじゃない!」 と2〜3分、罵られまくるのです。 自己啓発セミナーで睡眠時間が短く、メンタル的に参っている見としては、この罵倒はなかなか効きます。

反省文の書かせ方

自分が悪いことをしてしまったたような罪悪感を感じるのです。 そして、このゲームが終わった後は、反省文的なものを書くことになります。 そこではこのようなことを書いていました。

「今まで、一生懸命に生きていないことを恥らしく思いました。」 「命を粗末にして生きていました。」

洗脳の危険性

しかし、このようなことを書くのは、自己啓発セミナーの考え方に同調して迎合することによって、洗脳を受け入れやすいことにつながっていく危険な行為です。 人工的なプログラミングです。 洗脳にかかりやすい状況にしやすくなっていきます。

計4日あるプログラムの中で、洗脳しやすいように卵の殻を割る行為です。 洗脳を入れやすくなるプログラミングは、また別の機会にお伝えします。 もしあなたや恋人が自己啓発セミナーにハマっているなら、このような視点で見てみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

目次