私は東芝を辞めて、コーチング会社の立ち上げを手伝いまいした。
理由は、東芝の正社員としての能力について行けなかったことと、ネットワークビジネスが上手く行ってなかったからです。
そこで住み込んだのは、ネットワークビジネスで成功しており、コーチング会社の立ち上げで私を誘った当人です。
彼を「スピリチュアル師匠」呼ぶことにします。
私はパソコンを使える能力とITに詳しい能力(WEBマーケティングについては素人でした)
そして、スピリチュアル師匠は、コーチングやコンサルティングができる能力(当時は、信じていました。)
の能力を等価交換によりバーターで、会社を立ち上げたのです。
取り分は、成功報酬です。
・総売上から50%をスピリチュアル師匠
・総売上から50%が私(総経費と私の給与です)
この取り決めが後で苦しむとは思いませんでした。
私が住んだのは、彼が提供するシェアハウスです。
ネットワークビジネスでの成功を夢を見て、シェアハウスに5人が住んでおりました。
4LDKの家に私も家賃を5万円支払う形で住んでおりました。
帝塚山という高級住宅街であり、月に16万円の家賃だったので、スピリチュアル師匠には、黒字でした。
しかし、無償で手伝うのに、家賃を支払うという構図は、今考えれば、おかしいことです。
周りのメンバーがネットワークビジネスでの成功を夢見るなら、私だけが、コーチングの会社を手伝っていました。
私は、ホームページ制作やインターネットマーケティングは、ド素人でした。
そこで、無料で得られる知識を限りなく探し、ホームページ制作については本屋で本を買って、学んでいました。
ホームページ制作があまりにもわからなかったので、Bindというホームページ作成ソフトを買って、macのkeynoteを使って、デザインをしていました。
・ホームページ制作
・ライティング
・デザイン
・コーディング
・インターネットマーケティング
・ブランディング
を全て一人でする必要があったのです。
しかし、打ち合わせをしてもスピリチュアル師匠の思考がごちゃごちゃになっており、打ち合わせはなかなか進みません。
スピリチュアル師匠が、雑務にあまりにも追われているので、断捨離から始めたのです。
・どこに何のファイルが入っているかわからない。
・頼んだ仕事を忘れる
・パソコンの使い方を覚えられる、毎回windowsの使い方を聞いてくる
という状況で、一緒に会社を立ち上げて進められる段階ではなかったからです。
4月に済み始めて、5ヶ月は彼の思考の断捨離と私のホームページ制作能力とWEBマーケティングの知識を深めることに費やされました。
その間にブランディングしようにも、スピリチュアル師匠が「何をしたいのか?」、「何を打ち出したいのか?」が見えず、何もまとまりませんでした。
誰かが上手く行っているから分析しろ!という命令でしたが、結局、誰かの真似で全く形になりません。
私は、NLPを過去に学んだことがあり、コア・トランスフォーメーションという技術が有効的でした。
そこで、本人の中になるコアを明確にするというコーチングを提案して、それが取り入られました。
しかし、その事業はスピリチュアル師匠がやりたかったことではなく、私がやりたいことでした。
スピリチュアル師匠は、ライティングをしないので、私が代わりに書いていました。
スピリチュアル師匠には、以前より
・ブログを書いて欲しい
・メルマガを書いて欲しい
と伝えても、全く書いてもらえませんでした。
というより、今考えると書く能力がなかったのです。
実際のところ、今まで、他人のコンテンツを丸パクリしてきたために、彼は、コンテンツを持っていたなかったのです。
恥ずかしいながらもそこを見抜けなかった点が私の過ちです。
私は逃げるように会社を辞めたので、正当化したかったのかもしれません。
あなたがもし、会社を辞めるように誰かに言われれているのであれば、注意が必要です。