数年前、承認欲求が強かった私は、オリンピック選手も輩出していることで有名なスノーボード一家で父親兼監督と仲良くしていました。
彼のキャラは物凄く濃くて、誰もが「一度会ったら忘れない」ということを言うくらいのレベルでした。
しかし、優しそうな表の顔とは違っており、裏側の顔は、とんでもない物を持っていました。
自分の部屋の部屋を片付けられず、足の踏み場もないお部屋に住んでいました。
脱いだものは、脱ぎっぱなし。
アパレルのお店で見栄で買ったアクセサリーは、封も開かずにタンスに山積み。
物を捨てるとか、減らすという概念がないので、年月が立てば立つほど、部屋の中はゴミや服などで溢れてきます。
少しでも片付けようとすると、お菓子の食べ終わった後の包装紙がころがっており、床はザラザラです。
そして、本当の性格というと彼はとても傲慢でした。
支配欲がとても強く、能力の高い人を見かけると自分のチームに引き込もうとする癖があります。
月に開催される独演会では、ギターを片手に褒め称えなければいけない。
そして、何かかミスをしたら、徹底的に叩き潰される。
突然、電話がかかってくると仕事中であっても駆けつけないといけない。
SNSでは、彼の投稿にいいねを押さないと怒られ、彼を褒め称える投稿をしなくても怒られます。
極道もびっくりな、猿山のボス猿のように演じていたのです。
猿山では3つの階級に分けられます。
一般猿に比べて、組織を束ねていくのが幹部猿です。
・ボス猿
・幹部猿
・一般猿
幹部猿になるには、限られた人数しか参加できませ。
もし幹部猿になると一般ザルの人からは注目の的でモテるようになります。
ボス猿は、この猿山の社会の仕組みを取り入れることによって、洗脳をかけていこうとしたのです。
ボス猿の特徴は、常に自慢をして、自分の権威付けをおこなうことで、周りからの注目を浴びたいということです。
そして、幹部猿になれたことは、栄誉であり、この幹部猿でい続けることが最高のご褒美という概念を与えるのです。
その結果、思考が麻痺して、ボス猿のように使われます。
あなたがもしこのような抜けられない組織にいるとするのであれば、トップがやっていることがさる社会と同じようなことをしているのかと疑う必要がでてきます。