世界がもっと自由に、より良くなる為にあなたはインターネットを使わなければならない!

インターネットは何故生まれてきたのでしょうか?

そこには情報通信が発展した過程や手順があります。

最初は軍事目的としてインターネットは生まれました。

そして、インターネットは、軍事利用から民間利用に転用されて爆発的に広がっていきました。

アメリカ軍が冷戦中の1969年に開発した情報分散処理システムが発端です。

実は電話回線に頼っていたアメリカ軍が、電話中継基地が破壊されることで、通信網に深刻なダメージを受けることに気づきました。

そのため、電話に代わる通信手段として複数の場所で同時に情報が共有できるネットワークが整備される計画が持ち上がります。
これが発展し、やがて民間に広まったのが現在のインターネットなのです。

しかし、日本でも既に、パソコン通信が90年代になって広まってきていました。
まだインターネットって言葉は出ていませんでしたが、パソコン通信は紛れもなく初期のインターネットです。

このパソコン通信というマンツーマン時代がwindowsと言うマイクロソフトが開発したソフトの登場によって、多通信による民間でのインターネット時代の幕開けが来ます。
極め付けがウィンドウズ95の販売からです。

誰でもインターネットでHPやネットショップを作って、自分の情報を配信できる時代が来ました。

情報をより自由に発信して、まるで巨大な百科事典のように情報を入手できる時代の幕開けをweb2.0と言います。
いわゆるポータルサイトが勢力を伸ばしてきた時代です。

インターネットでの購買行動にマスコミではなく、個人によって善悪の評価が判断される時代の到来です。

個人による民意の意見が、マーケティングに影響を与え始めます。

それによって商品や会社が良いか悪いかが決める時代です。

更に大きな出来事が世界を動かします。アラブの春と呼ばれる、アラブ諸国の独裁政権が軒並み倒された事件です。
SNSの登場とインターネットを使った民主化運動が、数十年間続いた独裁者達の権力を軒並み倒していくという信じられない出来事が2010年に起こりました。

こうなると、インターネットという情報革命が、独裁者達の権力を打倒するという政権革命を起こしたと言えるでしょう。
こうなるともうインターネットというのは、本当の情報軍事兵器と言えると思います。

個人で使うインターネットの現在は、オウンドメディアという媒体が最強の兵器です。
この情報兵器の良し悪しによって、稼ぐ収入の金額が左右されてしまいます。
パソコン通信というマンツーマン時代から、個人が圧倒的多数を動かす時代が本格的に到来しています。

あなたは絶対にこの情勢に乗り遅れてはならないのです。

ところで、最初に私がインターネットを体験したのは、パソコン通信です。
天文学が好きだった94年の時です。
私は小学5年生で、明石市立天文科学館に通って、イベントに参加していました。

イベントの情報を得ようとすると明石市立天文科学館の掲示板の張り紙を見たり、チラシを貰ったりする必要がありました。
それが、パソコン通信を使うと、神戸の自宅にいながら、最新のイベント情報を取ることが出来たのです!

私はたかが11歳。
世界を支配している気分になりました。

もし、あなたがハリウッド映画のX -MENという映画を見た事がある人なら、あるシーンを思い出すはずです。
チャールズエグゼビアというプロフェッサーXが、車椅子に乗って、ある部屋に入ってマシンと繋がり、全世界中の情報を入手して、更にあらゆる状況が見える。しかもそれが人間一人一人のの思考や感情まで入手できる、、、。

あの頃の私は、まるで自分がX-MENのチャールズエグゼビアというプロフェッサーXになった気分でした。

パソコン通信とは、自分のパソコンから、相手のパソコンに電話をかけて、データをもらう方法です。
インターネットとは違い、相手の電話番号に毎回電話して、情報を取り寄せる必要があるのです。

今のインターネットのシステムと比べるとロートルです。

しかし、このパソコン通信という仕組みは、遠隔で情報を取れるため、とても感動しました。
24時間、365日、自宅を一歩も出ることもなく、情報を得ることができるのです。

これは画期的な時代でした。

更にwindows95によるインターネット時代の幕開けによって、世界は圧倒的に変わっていきます。

我々は、widows95により、インターネットの存在をより身近にしました。
検索エンジンと、ポータルサイトが登場したからです。

それまでは、パソコン通信では、相手先の電話番号を知ってから、電話をかける必要があり、面倒で手間になっていました。

それが、yahoo、Netscape、biglobeなどといった検索エンジンで調べるというサービスが登場しました。
これが本格的に情報革命をもたらします。
突如、インターネットの問い合わせ窓口が存在したのです。

1.検索エンジンの登場
キーワードを打ち込むと答えが返ってくる。

2.ポータルサイトの登場
調べたい情報がカテゴリー別になっている。

これは画期的な発明でした。

ホームページは、インターネットの中で、ユーザが見つけられないようになっていたからです。
ユーザはインターネットの情報の洪水の中で、検索する方法がなければ、迷ってしまいます。

しかも、この時代は、ホームページを作れば、自然と売上が上がっていました。

要するに、インターネットを使っていた顧客の需要は想像以上に高く、どうやって顧客のニーズに応えられるかが業界の供給力を押し上げていきました。

ここでインターネットが広がったのは、ポルノが一番大きい原因です。

今まで有料だったものが無料で見られる、雑誌やDVDだとお店に行かなくても家に届く。

ポルノ商品は、お店に行くのも、買うのも躊躇するものです。
ですが、家ににながらにして24時間365日見られるというのは、大きな反響を呼ぶ続け、とてつもないマーケティングの礎になり、それが、パソコンを買ってインターネットに繋げることを誘発して、パソコンが売れに売れていきました。

まさに、インターネット上のポルノ産業が一家に一台のパソコン世界を誘発していったのです。

日本国内では、モザイクのあるポルノですが、海外では無法地帯に等しい映像があるので、海外のサーバーのポルノサイトにアクセスすれば、無修正でその映像が見られるのです。
実は、日本のポルノサイトサクセスが、世界でも最大のアクセス数と言われています。

日本人は、世界的にみても大変スケベな国民性らしいのです。

インターネットが流行ったのは、
①ポルノ
②ゲーム
③出会い系

というデータもあります。

③出会い系は①ポルノと②ゲームを組み合わせたものですから、やはり人間の本能的な欲求を刺激するものがインターネットを流行らせたのでしょう。

そして、誰でもインターネットで配信時代できる時代の幕開けをweb2.0と呼びます。

今までは、専門家しか扱えなかったインターネットの領域の敷居を下げたのが、web2.0時代です。

①簡易型HPのブログ
②動画投稿サービスのyoutube

が誕生しました。

それまでは、インターネットでは専門性の高いプログラミングができないと入れなかった領域でした。
さらに、月に数千円〜数万円の費用がかかってしまうために、インターネットで配信することは、とても敷居の高いものでした。

それが、ブログ、youtubeの登場によって、パソコンのワードが使えれるレベルであれば、個人でも無料で情報配信できるようになりました。

消費者がCMを作るという新しいマーケティングも生まれました。
CGM(コンシューマジェネレーティッドCM)というものが画期的な手法でした。
それは、ペプシコーラにメントスを入れて、音楽に合わせてビデオに撮るというものです。
それに影響を受けて、撮影を真似した動画をyoutubeにアップロードして、更にそれに影響を受けた人がまた動画を作成してyoutubeにアップロードする、、、このように連鎖的に続いていくようになりました。

これはマーケティングとしては驚異の事でした。ネズミ講が合法的にできるようなものです。

こういった動きに合わせて、インターネットでの購買行動に民意が反映され始め、個人の意見が市場の購買判断を決めるようになってきました。

Amazonが出てきたときは、インターネットでは誰も物を買わないと言われていました。物を見ないと誰も買わない、服や靴なんてサイズが合わないとどうするの?と言われる次第です。

「物の価値を評価することができないから買えない」

この制度を変えたのが、Amazonが積極的に使った「アマゾンアソシエイツ」、いわゆる今はアフィリエイトと広く呼ばれるサービスです。

「アフィリエイト」とは、紹介システムです。ブログなどの媒体で本の内容や感想を紹介します。

本を読んだブロガー(ブログを書く人)が、ブログに貼ってある紹介URLをクリックしてAmazonのページに飛んで本を購入すると数%の紹介料が、ブロガーに支払われる仕組みです。

このシステムは、ジェフ・ベゾスが、インターネット上で「ネットワークビジネス」の仕組みからヒントを得たと言われています。アメリカなどでは、ネットワークビジネス、MLMというビジネスモデルは、インターネット上での活動は制限や禁止されていることが多いからです。

しかし、インターネット上でのショッピングには適用されません。

さらにこの時代に広がったのが、「レビュー」というシステムです。商品を買った人が感想をページに書き込む。たったこれだけですが、迷っている人には心理的に効果があります。この手法は、Amazonや楽天で積極的に使われている内容です。

企業の宣伝活動とは違って、消費者側の声が反映されるために、購入を検討している人は安心してその企業の商品を購入することが可能です。

先に述べたSNSの登場によってインターネットが民主化運動に使われた事はご存知ですよね?

ウェブ2,0のこの後、twitterなどのSNSが台頭するようになりました。
140文字でメッセージを発信できるというtwitterの手軽さが受けて、ブログよりも簡単に情報配信ができるということで、難易度を下げたツールとして市場に受け入られました。

その後、このtwitterがインターネットでの政権打倒の革命を起こすきっかけになります。それがアラブの春です。

それまでの時代では、SNS、ブログと動画という媒体は、それぞれが独立したメディアで何の影響力を発揮しなかったのです。

しかし、アラブの春にはFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアが影響しました。

中近東では、長期的な独裁政権に批判が殺到して、民衆が抗議活動を行おうとしていました。その呼びかけにSNSが使われました。

政府が対外的には、「抗議行動などは一切ありませんよ。」と声明を発表して、国内での抗議行動を防ぐために、インターネットを全てシャットダウンしたのです。しかし、インターネットをシャットダウンすると、政府のインターネットの利用にも影響するために、少しだけネットが使えるようにしました。

ショートメッセージのtwitterが何故そんなに活躍したのでしょうか?
もの凄くツイッターはその時、活躍しました。
何故ならば、インターネットの回線速度が遅くても、tiwtterはあまり影響を受けないからです。いわゆる省エネ情報メディアなのです。
アラブ諸国ではその時、twitterを通じて、デモが計画されたり参加の呼びかけがなされていました。

そこに反応したのが国外の人たちです。欧米のデモ経験者が「デモのときは、背後から迫る機動隊や軍に気をつけろ!」とtwitterのリプライで返信してきました。

youtubeの動画も活躍しました。政府がデモを制圧する動画を市民がスマホで取り続けたのです。デモ映像は、youtubeにアップロードされ続けました。今までは、市民が撮影した動画をテレビメディアが取り上げることはなかったのです。

しかし、その動画をCNNが、検証した動画としてメディアに公開しました。CNNのジャーナリストも一切、国内の取材ができなかったために、市民の動画を複数の角度から検証して、「本物」か「偽物」かを検証したのです。

そして映像が本物だと分かりました。

それから、CNNがこの映像をメディアに取り上げるようになって、アラブの独裁政府に対して国際的な非難が集まるようになりました。

この時代に、SNSと動画などの複数のメディアが交差して拡散されるようになりました。

あれから10年が経とうとしています。
今の最先端のインターネットの武器はは、なんでしょうか?

それはオウンドメディアと呼ばれるものです。

ところで、インターネットは、フェイクニュースがあり溢れています。
フェイクニュースとは、偽物のでっちあげのニュースです。

フェイクニュースは、本物のニュースの1.7倍のスピードで拡散されると、トランプ大統領のプロモーションを手掛けるマーケティング会社の調べで分かっています。

そのため、インターネットを使う人は、広告をすぐに信じてすぐ買うのではなくて、調べてから購入するという行動に移行するようになりました。評判や噂を確かめないと購入には躊躇するのです。

そこで、必要になる事は、経験価値と体験価値です。

これについては、googleも高く評価しており、この記事の作者の専門性が高いと上位表示しよういう方針になってきました。
経験価値と体験価値こそが、捏造されていない純粋で検索するユーザにとって価値のある情報と見ているということです。

企業側もマーケティング手法を変えざるを得なくなりました。今までキュレーションメディアと呼ばれるものなどで、すでに他のサイトに有る情報を加工していたのですが、それでは、作ったことが読者に分かってしまいす。

ごまかしや捏造はいけないということから、本当に役立つ記事をオウンドメディアや動画で情報配信する必要が出てきました。

企業での経験や体験を文字や動画にすることで、読者に対して価値提供ができるのです。

あなたもこれからインターネットを活用するのであれば、オウンドメディアを今すぐ始めるべきです。

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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