教学一体の方式こそが、あなたにとって真の成長になります。
そして、コンサルタントやコーチやメンターにとって、最も重要な対象は「強者」に教えることなのです。
宗教は「強き(者)を挫き、弱き(者)を助け」であるが、ビジネスとは「弱者を挫き、強者を助けること!」である。
ビジネスを展開する時に、一般的に「良い人」と他人から思われがちな人ほど、ビジネスを宗教と混同して勘違いの過ちを犯します。
「ビジネスで社会貢献をしたい、‘世の為、人の為’になることをしたい、ビジネスは三方良しだ!」
これはとても立派な考えですが、現実はそう簡単にはいきません!
ビジネスでは、ビジネスにおける、ビジネスのための善行が要ります。
それは、決して宗教的な弱者救済の善行ではないのです!
ビジネスにおける善行:その① CSRとは?
CSRとは、Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)の略称です。
CSRは、企業が経済活動を行う中で、社会的な責任を果たすことが求められるという考え方に基づいています。
具体的には、企業が社会的な環境や文化に配慮し、社会的な課題に取り組むことが求められます。
CSRの取り組みには、以下のようなものがあります。
・環境への配慮:企業が製品やサービスを提供する上で、環境に与える影響を最小限に抑えることを目指します。
・社会的な取り組み:企業が地域社会や社会全体に対して、貢献することを目的とします。例えば、地域のイベントのスポンサーになったり、社会貢献活動に参加したりすることが挙げられます。
・ガバナンス:企業が経営や意思決定のプロセスを公正で透明性のあるものとし、社会的な期待に応えることを目指します。
CSRは、企業が社会的な責任を果たすことで、企業と社会との信頼関係を築き、企業の長期的な発展に繋がるとされています。
企業がCSRに取り組むことで、社会的な問題に対してより多角的な視点を持つことができ、結果として、より健全な社会や持続可能な社会の実現に貢献することが期待されています。
「Corporate Social Responsibility (CSR)」は、企業が利害関係者に対して責任を持ち、社会的貢献を目的として、経済的・環境的・社会的な活動を積極的に展開することを意味します。
つまり、企業が自らのビジネス活動によって、社会に対して貢献することを目指す考え方や取り組みです。
更に、CSRは、企業が社会的責任を果たすことを目的としたものであり、利益追求だけでなく、環境や社会問題にも積極的に取り組むことが求められます。
例えば、環境保全や地域社会への貢献、労働条件の改善などがその代表的な例です。
CSRを実践することで、企業は利害関係者からの信頼を得ることができ、その結果として、企業の品質や価値が高まり、市場競争力が向上すると考えられています。
また、CSRに取り組むことで、社会的に責任ある企業としての評価を得ることができ、その結果、社員や消費者などからの支持を受けやすくなるというメリットもあります。
しかし、CSRには企業が自発的に取り組むものであるため、具体的な内容や取り組み方は企業によって異なります。
また、CSRの実践にはコストがかかることがあり、経済的な負担もあることから、企業が本当に社会的責任を果たすためには、継続的な取り組みと社会との協働が必要とされます。
ビジネスにおける善行:その② CSVとは?
「Created Shared Value (CSV)」は、マイケル・ポーターとマーク・クレイマーによって提唱された概念です。
これは、企業が社会的な価値を創造することで、同時に経済的な価値も創造することができるという考え方を表しています。
具体的には、企業が自社のビジネス戦略に社会的な課題を取り込むことで、社会的なニーズに応えつつ、同時に自社の競争力や利益を向上させることができるとされています。
これは、CSR(Corporate Social Responsibility)とは異なり、企業が社会貢献をすることによって、新たなビジネスチャンスを生み出し、市場価値を向上させることを目指すものです。
したがって、「Created Shared Value CSV」は、社会的な問題を解決することによって、企業の長期的な競争優位性を維持し、同時に社会に対して価値を提供することができるという、企業と社会の双方にとってプラスの効果をもたらす戦略的なアプローチを意味しています。
また、マイケル・ポーターは、同時に「競争戦略(Competitive Strategy)」を提唱しています。
これは、ビジネスにおける競争戦略を構成する要素を表しています。
ポーターによる競争戦略は、競争優位性を獲得するための3つの戦略に基づいており、これらは以下のとおりです。
・コストリーダーシップ戦略:自社の製品やサービスを低コストで提供することにより、競合他社よりも価格が安くなり、市場でのシェアを拡大することを目指す戦略。
・差別化戦略:製品やサービスを独自の特徴や価値で差別化し、顧客からの支持を得て、市場でのシェアを拡大することを目指す戦略。
・集中戦略:特定の市場セグメントや地域に特化し、競合他社との差別化を図り、そこでのシェアを拡大することを目指す戦略。
これらの戦略を適切に組み合わせることで、企業は競争優位性を獲得し、市場での成功を目指すことができます。
ビジネスで弱者にかまってしまうことは、会社倒産に直結すると心得てよ!
あなたがもし、コンサルタント業や、コーチング業、メンタービジネスを行っている場合、弱者層のルサンチマンにかまってしまうと、最速で廃業してしまいます。
それくらい、弱者の‘あなたの足を引っ張る力’は強いのです!
けっして油断して、自分のヒロイズムに酔ってはなりません。
「Heroism(ヒロイズム)」は、英雄的な行動や精神、またはそのような行動や精神を持つことを指します。
一般的に、困難な状況において、自己犠牲を厭わずに他者を助ける行動や、自己の命を懸けて社会や国家のために戦う精神を表す場合があります。
ヒロイズムは、古代ギリシャの英雄的な物語や神話に端を発し、社会の中で尊敬される存在としての英雄像を表現する言葉として使われることがあります。
また、現代においては、消防士や警察官、医療従事者、軍人などの職業において、人々を救うために危険な任務に従事することを「ヒロイズム」と表現することがあります。
ヒロイズムは、一般的に高い道徳的価値があるとされ、そのような行動や精神は称賛されることが多いです。
しかし、ヒロイズムには、命を懸けるような危険な行為を含むため、必ずしも安全であるとは限らず、また、そのような行動が常に求められるわけではありません。
そのため、ヒロイズムに対する価値観や評価は、文化や時代、社会的背景によっても異なる場合があります。
この自分の虚栄心や自尊心の現れとも言えるヒロイズムを俯瞰して、達観して、通覧して、超越して、冷静に見るためにも、最強の加速学習法である「強者に対して教える事を出口にして学ぶ!」事は、あなたにとって最大の有益事項になるのです。
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