自己啓発の沼にハマる人たちとその解決方法

改めて自己啓発の世界を見つめ直してみると、日本の自己啓発村は自意識の拗らせた人々の集まりであり、以下のように分類できるのではないかと思います。

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中二病

症状

自分は特別な存在であり、特殊な力を持っていると思いたい人々。努力しなくても才能が開花すると信じている。

  • 例: 勉強やスポーツができないが、神の力が降臨して魔法が使えるようになると信じる。

解決方法

中二病の段階では、自分の可能性を信じることは重要です。しかし、現実の努力と実際の行動が必要です。目標を設定し、具体的な計画を立てて、小さな成功体験を積み重ねることで、自信を育てることができます。

高二病

症状

中二病だった過去の自分を否定しつつ、社会や他者を批判する。周囲からは物事をよく考えていると思われたいが、実際は他人の受け売りに過ぎない。

  • 例: 政治家や受験制度、日本の英語教育を批判する。

解決方法

高二病の段階では、批判だけでなく建設的な提案を行うことが重要です。自分の考えを深めるために、広範な情報源から学び、自分なりの意見を形成しましょう。また、批判だけでなく、実際の行動を通じて改善策を実践することが求められます。

大二病

症状

僅かな知識や経験で知ったかぶりをし、人とは違う経験から優越感に浸る。広く浅くのコレクター気質で、掘り下げがないため社会では通用しない。いわゆる意識高い系。

  • 例: 起業家のイベントに出たり、カフェや突然旅に出かける人。

解決方法

大二病の段階では、深い知識と経験を積むことが重要です。表面的な知識だけでなく、特定の分野において専門的な知識を深める努力をしましょう。実際の経験を通じて学び、失敗から学ぶ姿勢を持つことが成長に繋がります。

まとめ

これらの病は、マウントを取ろうとする行動から発症します。そして、このコミュニティ内では相手を承認することで自意識がさらに拗らせる傾向があります。

過去の私もこれらの病にかかっていたので、そこからの振り返りとして書いています。誰もが通る道であり、中年になってから発症する人もいるでしょう。

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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