やりたいことではなく、できることを仕事にする方があなたの市場価値が上がる

多くの起業スクールがやりたいことを教えているのは、起業として非常に危険です。なぜなら、パッケージ作りにだけ凝って、中身を伴わないようなものを作っているからです。
これから起業をするなら、「どんな仕事にするのがベスト」でしょうか?を解説しています。

あなたがやるべき仕事を4象限で考える

あなたがやるべき仕事を4象限で考えます。

・できること、できないこと
・やりたいこと、やりたくないと

一番やってはいけない「やりたいことで起業する」

多くの起業スクールでは「やりたいことで起業する」を進めていますが、一番NGな起業です。
初めて間もないもので、ぎこちないものを扱ったところで、「素人の趣味のレベル」を市場は評価してくれるでしょうか?

できることのベースで考える

この「やりたいこと」から離れるには、「できること」の中にある「やりたくないこと」と「やりたいこと」を見極めていきます。

「できること」×「やりたくないこと」

一番お金になる部分です。
やりたくないことそほど短時間で終わるようになります。
家の扉の鍵をなくしたとき、鍵屋さんに頼むと、鍵を開けるのに5〜10分で開けてくれます。本人は鍵を開けることがやりたいのではなく、鍵を開けることで顧客に喜んでもらうために、技術力を高めています。

「できること」×「やりたいこと」

「できること」の中に「やりたいこと」を含めると、延々と時間をかけてしまいます。もし、鍵屋さんが鍵を開けるのに好きすぎて、お金を取らないから色んな方法を試させて欲しいと8時間かけたら、顧客はどのように思うでしょうか?
急ぎの場合は、激怒するでしょう。

長年やって当たり前レベルに極めていることほど、市場の武器になる

仕事で長年やっているというのは、武器です。
長年続けているだけで、他の起業家からは参入障壁があります。知識やノウハウを自然に出てきて、あらゆる解決方法が取れるので信頼もされながら、顧客はより高単価を支払いたいと思うようになります。

短期間で仕上げられことこそ価値が上がる。

短期間で仕上げられることが顧客にとっての価値です。
市場はお金と時間の相対関係で動いています。市場原理では、会社のノウハウと人財をお金を買うのが「M&A」であり、顧客を早く獲得するために「広告費」など、時間をお金で買います。

あなたが市場価値を上げるには、短期間で仕上げられることが顧客に高い価値を提供することができます。

成果が同じであれば、費やした時間はコストに反映されない

あなたが外注でプログラミングを依頼するとします。
・Aさんは4時間でできる
・Bさんは8時間でできる

短納期での依頼でなければ、AさんもBさんへの支払額は同じです。
Bさんの時給は低くなりますが、本人が納得していれば問題ないのです。

AさんとBさんが同じ給与を得るのであれば、Aさんは1日8時間、Bさんは1日16時間働けば良いということです。

鍵屋は短期間で鍵を空けられるから顧客満足度が上がる

吉野家では、
1.早い
2.安い
3.美味しい
で人気に火が付きますが

ビジネスでは、
1.早い
2.高い
3.質が良い
です。

鍵を開けるのに時間がかかる価値に対して高額を支払うようになる

あなたが鍵屋さんに頼んで、長時間待たされるなら、不安になります。

あなたの時給を上げたいのであれば、できることを極めていく

あなたが仕事でキャリア形成に使っているトータル時間とは?

1つの分野をとことん突き詰めていくことです。習いたてのものはほぼ市場で通用しないでしょう。知識や経験が圧倒的に足りないからです。

仕事ではお金を受け取る以上にプロとしての仕事をしています。1日8時間を週に5回で週40時間、そして1年間で50週あるので、40×50=2000時間のキャリアを持つことになります。

趣味で始めたものや資格を取ったものは、プロの領域に達しなければ大して意味がない

趣味で始めたもので、凝りに凝っていくとプロの領域に達することがあります。
その場合は、顧客自ら、お金を払うので作って欲しいという声が出てくることが多いです。

コーチングやコンサルティングでも、お金を払って取れる資格を取っても無意味です。
実務経験が何よりも重要です。

税理士の世界でも、税理士の資格を持つよりも、10年ほどの実務経験がある方が、税務の相談において信用することができるのと同じです。

アマチュアの仕事ではお金を取ってはいけない

巷の起業スクールでは、「好きなことを仕事にしよう」という風潮がありますが、危険な考え方です。
アマチュアな商品やサービスに誰もお金を支払いたくないからです。同じ価格のものがあれば、大抵はより良いものにお金を支払うのが市場原理です。
もしあなたの商品やサービスに最初は買ってくれていても、買った後に品質が悪いと思われると、再度買ってくれなくなったり、紹介をもらえなくなります。

ジェネラリストとスペシャリストをどちらを目指すのか?

エンジニアの業界で、ジェネラリストとスペシャリストという言葉があります。

・ジェネラリストとは、何でも出来る人
・スペシャリストとは、1つの分野を極めた人

起業家にもジェネラリストとスペシャリストに分けられますが、どちらを目指すべきでしょうか?

ジェネラリストは安請け合いになりやすい

起業すると最初は何もできないので、ジェネラリストで何でも屋を目指す
提供する商品やサービスの価格が安くなってしまう傾向があります。

名刺に資格を載せることのデメリット

もしあなたが以下の肩書を持っている人に仕事を頼むとしたら、どんな仕事を頼みますか?
この人は、税務を任せて良いのだろうか?税務が上手くいかないからコーチングの資格を取ったのだろうか?という疑念を感じるかもしれません。仮に税務の資格で正しい税務処理を啓発するためにコーチングの資格を取ったとしてもです。
・税理士の資格
・コーチングの資格
・英検2級

スペシャリストは高単価になりやすい。

スペシャリストはその人にしかない商品やサービスで、他の人が真似できない領域です。
パイオニア的な存在になればなるほど、市場価値は上がっていきます。
しかし、問題点もあります。仕事の領域が絞られていることです。

ホームページ制作であれば、ホームページ制作しか仕事がこなくなります。

スペシャリストとジェネラリストを組み合わせてハイブリッドにする

スペシャリストで「テーマ」を打ち出しながら、ジェネラリストとしての「事業内容」を伝えていきます。

トレジャーニーであれば、スペシャリストである「最小限の労力で最大の成果を出す」というテーマから、ジェネラリストであるWEBマーケティングやホームページ制作、コンテンツ制作という事業内容を伝えています。

内閣府関連の事業も受託

内閣府の事業内容の中で、小中学生向けの授業プログラムを作るものがありました。コンテンツ制作の部類に入りますが、元は情報商材を作る中で出てきた考え方です。

過去に行った仕事は、どんな失敗経験であれば、資産に変えることが可能です。

現実の不都合を改善して、現在をより良くしていくことが起業家

もし今のあなたが「自分探し」をしているなら今スグ辞めましょう。

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