説明書プレゼンから卒業!「伝える」から「伝わる」ストーリテリングのスライドの作り方

スライドを作れるようになった背景は、私のコミュニケーション能力が低くて、説明しても伝わらない。からです。(笑)

私が真剣に話せば話すほど、相手が混乱するということが起こってしまいました。そこで、5分話すよりも、1分で語らなくても語れるスライドを作るようになったのがきっかけです。

スライド作りは得意になり、おそらく5000枚くらいはあると思います。それも使いまわしが多いのでスライドにかける時間は短くて、1枚程度であれば1分くらいで、凝っていると長くても3分くらいで作れるようになりました。

スライド作りの達人になれる方法をお伝えします。

目次

日本人に多いスライドと海外に多いスタイリッシュなスライドの違い

日本人に多い説明書の読み上げスライドとは?

・スライドの内容を読み上げる
・画像や記号がなくイメージしにくい。
・情報が整理されていない。
・たくさんの文字が並んでいる。

日本人に多いのが説明書の読み上げプレゼンです。ただ読み上げで退屈になってしまい最悪です。あるITセミナーでは、聞かなくて良いと思ったスライドの部分で、講師やプレゼン画面の方を見ずに自分のパソコンに向かって、仕事をしていました。

なぜつ詰め込んでしまうのか?

プレゼンで失敗しないようにと、原稿をそのままスライドに書き起こしてしまうからです。プレゼンでは、対話型のコミュニケーションを取ることが求められますが、アドリブ力が弱いからリスクを取らないようにするためです。欧米では小学校時代からプレゼン教育をされているので、急に頭の中が飛んで原稿を忘れたりしても即興で原稿を作れるのです。

海外に多いスタイリッシュなストーリテリングのスライドとは?

・次の展開を知りたくなる
・事前知識がなくてもよく理解できる
・物語性があり楽しめる。

スティーブ・ジョブズのプレゼンやTEDのスライドがまさにこのスタイリッシュなスライドです。
文字では説明ができないものをスライド化するのがスライドの目的です。

スライドは、ストーリテリングの添え物と考えています。そして、このストーリーテリング型のスライドでは、プレゼン時は対話型になっているために見ている人を引き込むことができます。

良いスライドを作るための3つの要素

  1. 引き算力
  2. 置き換え力
  3. レイアウト力

シンプルにする引き算力

伝えたいことが伝わるには構成を固めることです。そのために最初に設計図を作ります。
大事なことは、限られた時間内にたくさんの情報や知識を詰め込まないことです。
いきなりスライドを作るご法度。まず設計図を描きましょう!

スライドの設計図で考えることは3つだけ

設計図では、頭の中を整理することが目的です。
スライドに情報を詰め込みすぎたり、スライドを多くしすぎた結果、何を言いたいのかわからないスライドになることを防いでくれます。

  • 1テーマ
  • 1メッセージ
  • 1アクション

1テーマ:どのテーマを扱うのか?

あなたが扱いたいテーマを1つだけに絞ります。
「SDGsセミナー」よりも、「SDGsで人は本当に幸せになるのか?」や「SDGsビジネスを中小企業が取り入れて売上を上げる方法」の方がより内容が伝わりやすくなります。

1メッセージ:本当に伝えたいこと

スライドの中で一番伝えたいことは何か?メッセージを1つに絞ります。
「SDGsの中小企業でも簡単に取り入れられる」
などです。ストーリテリングで物語を語っても自由です。

1アクション:行動喚起

スライドの最後に見れくれた人に何をして欲しいのか?

「まずはSDGsを消費者として体験してSDGsの魅力を知ってみましょう!」

②文章の切れを良くする置き換え力

難しい専門用語を使わない。

小学5年生でも分かるように仕上げましょう。私もこのブログ内では小5年生でも分かるように書いています。テレビでは、池上彰や林修が専門家の言葉を素人にも分かるように噛み砕いています。だからこそ、視聴者から支持されています。

良い言葉を考えておく。

また良い例えやキーワードは瞬間に思いつくことはなかなかありません。
歩いている時に良い言葉を思いついたら、スマホのメモ帳に入れておきます。

良い言葉は自分のものにする。

良い言葉を常に仕入れておくと良いです。雑誌やテレビや誰かの発言などをメモしておきましょう。コメダ珈琲の経営者は、コストパフォーマンスを「お値打ち感」と呼んでいますが、誰もが分かりやすい言葉です。

③レイアウト力

(1)レイアウトのルール

レイアウトとは日本の和室と同じで、空間を意識する。
パワーポイントやKeynoteのテンプレートを使わないようにします。必ずダサくなってしまいます。

Zの法則

Zの法則とは、紙面やWEBの世界でよく使われるものです。Zをなぞるように紙面を読んでいきます。

レイアウトとは箱の組み合わせ

レイアウトとかっこつけていますが、実際には■と●と▲の組み合わせです。

関係性を入れる

空間で関係性を表す。
近づくと関係性が強くなる、遠ざかると関係性が薄れます。

数字で関係性を表す

手順には数字を入れると分かりやすくなります。

関係性に矢印を使う

時系列や相互関係には矢印を使う。
出来る人は▲ので表示をしても良いです。

(2)文字は少なめ

文字が多いと読むことに集中してしまい、プレゼンテーターの話を上の空で聞いています。
そして、聞いている人は「眠くなる」、「話を聞けない」態度を取るので、プレゼンテーターもその態度に気を取られて、モチベーションが上がりません。

スライドに文字を入れすぎない。

絶対に伝えたいことまで引き算する。

文章のまとなりに見出しをつける。

見出しを読んでから本文を読み始めます。

このようにすることで説明時の自由度が上がります。プレゼン時は、ナレーションで、実況中継したり、スライドを解説するように伝えていけばよいのです。

(3)装飾のルール

色は三色以内

色が多いと注意が散漫になります。おしゃれで落ち着いた部屋のレイアウトをする場合も3色以内に抑えています。

画像やアイコンは文字の退屈感を消す

画像では伝えたいことがわからず、言葉で「解釈」ができる。
ピクトグラムがおすすめ

無料でダウンロードできるピクトグラムサイト2選

アイコンモノ

icon-rainbow

もっと楽にデザインするために

レイアウトはパチる

画像検索を使うと便利です。「マーケティングファネル」で検索すると、たくさんの分かりやすいイメージが出てきます。そのまま掲載すると著作権にひっかかるので、レイアウトを参考にして自分で作り直しましょう。

会社の人の上手い資料を改善して使う

会社でパワーポイントが上手い人がいれば、そのテンプレートをもらって、自分流にアレンジするのもありです。

海外の無料のテンプレートを使う

「パワーポイント おしゃれ」などで検索するとおしゃれなテンプレートが出てきます。このようなテンプレートも使うのもありです。
おしゃれパワーポイント無料テンプレート

プロに頼む

ココナラなどでは、有料ですがプロに頼むことができます。自分でうまく出来ないけど、かっこいいテンプレートを作りたい場合、または1〜2枚を専門家に作ってもらって、それを土台に自分で作り変えていくのがおすすめです。
「ココナラ パワーポイント」で検索

自分の得意の型のスライドが作れば後は量産するだけ

セミナーを開きたいなと思ったら、構成をしっかりと作っていれば、後は自分の型のスライドをコピペして量産していくだけです。ぜひこの方法を試してみてください。

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