<本質を捉える力を得るための分析術>

以前の私は、ノウハウコレクターになったり、攻略法をたくさん知っているだけで、ビジネスでは力がない人間でした。
情報をひけらかしてマウンティングしたり、攻略法をたくさん語って、嫌われていました。

能力コンプレックスがあったからです。
それは私以外にも日本の学校教育の弊害があるということが分かってきました。

日本の学校教育の弊害を知りながら、どのように脱却するかの方法をお伝えします。

「勉強=丸覚え」の無思考教育

教えたら一言一句間違えずに答えるということをやってしまっています。

学校教育で起きる弊害

①情報コレクターと攻略法マニア

情報がたくさんあれば、攻略できると考えがちです。

たくさんの知識を詰め込むためのノウハウも巷に溢れています。
・丸暗記をするための記憶法
・短時間で本を読める速読法

幼いときから攻略法ばかりを追いかけてしまっています。
・ゲームの攻略本
・受験の攻略本

その結果、ビジネス本は短時間で読める薄っぺらのノウハウしか売れない状況になっています。
分厚い本は、思考の過程を全て書いているのでしっかりと読み込めば、思考力が上がります。

知識を増やしても攻略法を知っていたとしてもビジネスの現場では使えません。
ビジネスでは日々状況が代わり、環境や条件が違うために臨機応変に動くことを要求されているからです。

②要約するが好き

日本人は要約されたものが大好きです。
本を一冊を要約された要約本も人気です。
思考することを放棄して、分かりやすさを追い求めています。

知識を丸覚えしているので、結果的にビジネスでは役立ちません。

③マニュアルやテンプレート好き

マニュアルがないと動けなかったり、テンプレートに全て当てはめて考えようとします。

ビジネスのフレームワークも使いこなせず、新しいテンプレートを常に追い求めてしまっています。

思考を育成する本質を捉える教育とは?

本質とは何か?を常に問わせる

欧米の大学の課題で、たくさんの本を読ませたりするのは、思考を偏らせずに、分析を行って本質を捉える力を養うためです。

1つの物事を分析するときに、3つの分類に分けることができます。
①類似性
②共通性
③例外

1つずつ解説していきます。

①類似性(類似パターン)

類似性とは、類似していることです。
これは本質的で目に見えないものです。

②共通性(共通パターン)

共通性とは、共通していることです。
これは、表面的で目に見えるものです。

③例外パターン

例外とは他にはないオリジナル要素があるものです。
その個有や特有な要素が入っていることです。

1つの物事で、5〜7つ以上を上げて、
①類似性
②共通性
③例外
3つの視点で考えていきます。

カフェにあるもの

・コーヒーカップ
・水を入れるグラス
・灰皿
があった時に

②共通パターンは、角が丸く内側に傾斜がついていることで利便性を上げている。

①類似パターンは、「何かを入れる」です。

③例外パターンは、コーヒーカップは「温かい飲み物を入れるもの」、水を入れるグラスは「冷たい飲み物を入れる」、灰皿はタバコの灰を入れるという固有のものです。

資産100億円の経営者がじっくり聞いたろうで語ったビジネスを急成長させたカラクリ

マッサージのフランチャイズビジネスのりらくるの創業者がTTP(徹底的にパクる)ということを伝えていました。

膨大なマッサージ店を研究して、TTP(徹底的にパクる)したのです。

TTPするとは、類似性のことを語っており、共通性のことではないです。

日本人がTTP(徹底的にパクる)する時にすることに、表面的に真似ることをしがちです。
本質的で目に見えないことで、類似しているものを探す必要があります。

マッサージの場合、表面的なものとして、看板のデザインや料金体系やサービス内容、手技(マッサージの技法)、接客マニュアルなどがあります。
これを真似したところでただの模倣です。

もっと奥深い目に見えないことを観察して、洞察して、分析することが必要です。
「マッサージを受けた後で得られる満足度」
「マッサージを受ける場合は、どのようなタイミングで来店するのか?」
「マッサージでほしい結果とは何なのか?」
など深い領域で考えていくことが必要です。

ファストファッション業界における共通性とは?

これらにおける共通性とは何でしょうか?
・ZARA
・ユニクロ
・IKEA
・ニトリ
・GU
・ワークマン
・ダイソー

・ZARAは、街なかで歩いている人を見て、どんなファッションが流行っているかを観察して、デザイナーがデザインして製造して出荷まで1週間程度で商品が出ます。

・ユニクロでは、前年に売れた商品を企画会議でブラッシュアップして、改善しながら新商品を作ります。

・IKEAでは、コンセプトを作ってシリーズ商品を展開しています。コンセプトに合わせた商品をデザイナーが作り製造します。売れないシリーズは廃盤になります。

・GUでは、トレンドを敏感に捉えながら商品企画を行います。

・ニトリでは、学生や若者向けの低価格商品だけではなく、高級品の商品を解体して、高級品をリーズナブルに買えるように設計を行っている。安くてよかろうではなく、質を重視した企画で、中所得者層もターゲットにおいている。

・ワークマンでは、作業着を機能性を重視しし、欲しい機能を失わないように商品企画を行っています。消耗品という観点から、3〜6ヶ月に1回買い換えるので、買いやすい価格帯で利益を取れるようにしています。

・ダイソーでは、メーカーから1日に数百という商談が行われ、その中から売れる商品を見つけています。値付けは顧客が欲しいと思える価格帯で設定しています。ほぼ利益のない商品でも、顧客目線で買いたいと思える価格帯で売り出しています。

これらは全て別の業種や業態かもしれませんが、必ず共通性、類似性、例外が存在します。

類似パターンでは、「ファストファッション」、「大量生産」、「まとめ買い出来る」、「消耗品」などありきたりになってしまい、TTPすることが出来ません。

例外パターンは、「アプリを発行している」、「ショッピングモールに入っている」、「クレジットカードを使える」などの固有なものです。

共通パターンを考えると次のように考えられます。

「市場をテストマーケティングが最も重要と考え、社内の別の商品をライバル商品として生き残りをかけた企画で生き残りを図っている」

「低所得者をターゲットして、質の良いものを安く買える商品企画を行っている。結果的に金持ちにも支持されている。金持ちは2割は贅沢品で8割は良いものを安く買えるものを好む傾向がある。結果的に多くの消費者を獲得している」

本質を問う力を養うとビジネスもTTPできる

「類似パターン」、「共通パターン」、「例外パターン」を見抜く訓練を日常的に行いましょう。

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