インターネット市場の価格崩壊:適正相場を見極める重要性

インターネットが発展してから、需要と供給のバランスは崩れています。「えっ?」って声が聞こえてきそうですが、歴然とした事実です。実は、インターネット上の市場価格は崩壊しています。

市場価格の崩壊

メルカリのアプリを開いて、あなたの欲しい物を入力してみて下さい。商品名、型番、何でも良いです。未使用の、たった開封しただけの商品が、ほぼ新品として、新品の価格の半額で売られていることがあります。

私は、Breashという口臭サプリを飲んでいるのですが、楽天では、4572円で売られています。

Amazonでは、2019年8月17日現在の価格は、2700円で売られています。

メルカリでは、2019年8月17日現在の価格は、2300円で売られています。同じ新品の商品にも関わらず楽天とメルカリの価格差は、2倍にもなっています。なぜこのようなことが起きるのでしょうか?

市場原理の影響

これは市場原理が価格差を引き起こしています。現在の市場を端的に表現すると、「販売する場所が増えて、市場で物が溢れて在庫がダブついている」という状態が続いているからです。

リサイクル市場の影響

IT技術によって、歴史上で究極的に流通が発達した今の世界を見て下さい。どこに行っても、年中同じような商品を買うことができます。百貨店やショッピングモール、専門店などの店舗でも、メーカーのを始めとして、Amazonを含むインターネットでも同様に商品が並んでいます。さらに追い打ちをかけているのは、リサイクル市場です

転売屋の増加

老舗のオークションサイトのヤフオクを始め、フリマアプリのメルカリ、そして直接に手渡しができるジモティーなどのサイトが増えてきました。

不要になったら、手軽にスマホ1台で商品を売れる時代です。

買ったり、もらったりしたけど使わない、使わなくなってしまったという、未使用から使用済みの商品が売買されるようになり、インターネットを通じて、市場に物が溢れ出したのです。さらに、転売屋と言われる業種も、個人や会社単位でも増えてきました。

キャンペーンの影響

さきほどの口臭サプリもメーカーが初回お試しキャンペーンで500円で打ち出しています。しかし、転売目的の人が購入して、Amazon、メルカリ、ヤフオクを通じて、転売しています。

見込み客として考えていたお客が実は転売屋だったのです。
キャンペーンを打った企業は、安売りを続けた結果、市場価格を下げることになってしまっているのです。

まっとうな買い物の困難さ

このような時代で、まっとうに買い物することは理不尽になってきました。「最安で物を購入するには、どうすればいいか?」の知恵を使わければ、高い金額を支払わないといけないからです。あなたは、適正相場を常に考えなければいけません。

プライシングの重要性

これは、あなたが起業家になってビジネスを始めたり、会社のトップそうになって直接経営に関わるポジションに出席すれば、間違いなく100%必要とされる能力です。あるいは、デイトレーダーやバイナリー投資などのネット投資はもちろんの事、証券業者などのリアルで電話取り引きをする仕事にも必要な能力です。このような事を広義で「プライシング」と言います。

適正相場を見極める能力

このプライシングができる能力がないと、どんなに良い商品やサービスや技術仕事のスキルを高めても、全てボランティア活動で終わってしまいます。適正相場を見極めて適正価格をつけられる能力は、誰でもできそうです。だからこそ、もの凄く難しいのです。

プロになるための基本

ご飯を食べるために誰だって料理を作ります。「しかし、その料理は果たしてプロとして通用するだろうか?」
プレゼンテーションや営業トーク。誰だって喋る事はします。しかし、大勢の人前で話したり、セールスという目的のために喋る事は次元が違う難しさを伴います。誰でもできそうな事が、最も難しいのです。そして、その為には基本を繰り返して基礎を身につけなければ、決してプロにはなれません。

まとめ

プライシングという値段を付けるという誰でもできそうなこと!この大切さと難しさを認識してください。二流以下から一流に変身できます。

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この記事を書いた人

元東芝エンジニア「WEBマネタイズの専門家」/ ㍿TreasureNey取締役。
時間とコストを省く、最もシンプルなWEBでの収益法をお伝えしています。東芝時代に培った開発設計業務経験から、簡単に誰でもWEBを使ったメディア制作をレクチャーします。

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