お金がなくずっと貧乏な
ネットワーカーはほとんどが貧乏です。
常に時間がありません。
朝から晩まで人会っています。電話がかかってくるので、空き時間も電話です。
お茶代も交通費もホテル代も自腹です。
この目的は、新しい人をリクルートして会員にする必要があることと、
自分のチームのメンバーを洗脳をしなくてはいけないからです。
その結果、自分の時間を持つことができず何も考えられないハムスターのように常に動き回らないと行けないのです。
自由とは程遠く、まるでカゴの中で買われた不自由なハムスターです。
ラットレースから抜け出したといいながら、一番のラットレースの中で動き続けているのです。
栄光として持ち上がられるのは、ラリーやコンベンションといった表彰式か、セミナーの上の壇上だけです。
表彰式についても、第三者から見ると何も面白くないものです。
知り合いであっても不愉快なものです。
そう思っても、人間は人間です。
リーダーからは、このコンベンションにつれてこられる人の数が翌年の収入を決めると洗脳してきます。
このコンベンションに参加することによって、壇上に上がれない自分自身が傷つくのです。
そして、来年こそ出ようという気持ちが芽生えていくのです。
誰にも強要はされておりません。
他のグループを見ながら、マウンティングの掛け合いをするのを見て、誰も連れてこれていない自分自身が恥ずかしくなってくるのです。
その人の心理を巧みに利用したビジネスとさえ言うことができます。
ネットワークビジネスは見栄を張るためのビジネスと言えます。
収入が入ってきても、出費は多いです。
パーティーへの参加、美容室や服などの身だしなみへの投資、海外旅行など、リア充をアピールしていないと、最近あの人大変そうと思われるとグループ内の信頼が揺らいでしまうからです。
そこで、リーダーであっても、お茶代は自分の分のみ、移動時は夜行バスなどを隠れて使っています。
貧乏色を出してはいけないので、ストレスがかかるビジネスです。
わたしが以前ネットワークのボスとしていたスピリチュアル師匠も、王道のケチでした。
みんなで飲み食いしたものをクレジットカード支払いしないといけないのです。
この手続きもどちらかいうと面倒で、トラブルになったこともあります。
ハワイ旅行には、正規の料金でとったものにビジネスクラスに上げるために、ショッピングでためたマイレージを割り当てていました。
コーチングの会社を立ち上げた際も、無償で仕事をしていても、ご飯台は自分で出すようにと言われておりました。
外注化することを嫌い、できる限り自分でやるか、周りのスタッフにボランティアか低賃金でやらせる。
そして、周りの社長には、ビジネスはお金を使わずに起業を伝えているのです。
ネットワークビジネス出身者がビジネスを全く理解していないのです。
ロバートキヨサキのいうところの究極のSクワドラントの自営業思考だからです。
実業で上手くいかないのは、この経済概念が低くて、貧乏なマインドということがよく分かるようになりました。